GALLERY
このページでは私達の活動の主旨が分かりやすく表現されているいくつかの作品を紹介します。
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建設省が主体となって研究している「ハイパービルディングプロジェクト」、コンセプト部会からの依頼によって制作した「ハイパービルディングイメージパース」
東京にハイパービルディングを建設した場合を想定している。建物の足元をつないでいる円形が現在の山手線である。一棟の規模は、高さ1000m、延べ面積100万m×m、耐用年数1000年。5〜6棟つくることによって、関東一円のすべての機能を収容することができる。空いた土地を地球に返すことが出来るのであれば有意義なプロジェクトになるであろう。
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1996年「Arch and Art展:銀座山口ギャラリー」出展作。
私達が造る「建物」はいったい何から出来ているのであろうか?そして、私達自身はいったい何から出来ているのであろうか?シマウマの目は静かに問いかけている。 |
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NHK「sim-TV95」のエンドタイトル用に制作したグラフィック。TVのOFFしてONできる気軽さと、sim-TVの次回に期待する気持ちを「OFF」と言う文字を使って 表現すると同時に。その文字を海に浮かぶ環礁で構成する事で、ムルロア環礁でのフランスの核実験に反対する姿勢を表現している「地球はOFFできるでしょうか?」 |
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某建設会社設計部の特集号のカバーページデザイン。絵は鏡の裏の銀の蒸着面を削り取る技法で描かれている、その為、この絵(鏡)を見る人は中央の猛禽類と目を合わせ、その瞳の中に映った自分の顔を見ながら、自然の中で強靭に生き続ける彼らからの問いかけ「リアルに生きているか?」に答えなければならない。鏡の中に映り込んだ高層ビルはその問いに答えられずに斜めに視線をよけているようにも見える。 |
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第2回長谷工イメージデザインコンペティション
「歴史に現代を探る」
【現代の夢殿】3等受賞作品
「原始の夢を見る為に」
この建築物は何だろう? 屋根はパラボラアンテナ、柱は電信柱、 門のように見えるのは送電塔の足元だ、 それらは、都市の、ひたすら脳化する都市の、 目と耳と口であり、神経系でもあるものだ。 都市の感覚器が、まったく不合理に再構築をうけている、 しかし、その中に、脳化した都市の脳はない。 その代わりに、都市の生活者が独り居る、 彼にとって、そこは第2の世界である。 つまり、自分の身体から、感覚器・効果器・神経系を取り除き、まったく脳だけで存在している世界である。 何も聞こえず、何も見えない、感覚もない上、 声も出せず、動かす指さえ持ち合わせていない。 その中で彼は、自身の原始の夢を見る。 他人の脳の情報に惑わされず、 1つの脳で夢を見る。
見守るのは、奥深い森と、静かな湖だけである。 |
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第1回長谷工イメージデザインコンペティション
「歴史に現代を探る」
【現代のバベルの塔】2等受賞作品
頭上のタワークレーンは、遥か彼方にある小さな森から 木を引き抜いて、自分の身体の一部として消化し成長していく。 しかし、その森は傷つき、砂の海に没しようとしている。 傷ついているのは、何も森に限ったことではないはずだ。 そして、クレーンの足元にも砂の気配がする。 破壊と構築を繰り返し、巨大な一元化に収束しようと するタワークレーンの矛先を、修正しなければならない。 このことに気づき実行するとき、 新たなバベルの塔の構築が始まる。 |
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